2021年06月24日
古民家再生
ブログ 施工事例
自分好みの家造り
築90年の古民家を取り壊して新築住宅に建て替えてしまうか、リノベーション工事を行うか悩んでいました。
お知り合いの建築設計士Mさんに相談をしました。
古い建物では有るがケヤキの大国柱、太い差し鴨居、丸太で木組みしている小屋組み、これらを無くしてしますのは残念です。
これらの柱、鴨居、小屋組みを残してリノベーションを行った方が、新築以上に味のある住まいができます。設計士Mさんにお任せ相と決断されました。
そこで白羽の矢が立ったのが当社大弘建設です。当社は熟年の大工さんが社員として活躍しております。職人気質もあり、また新しいセンス、新しい観点から常に挑戦しております。
リノベーション前
和室・広縁
和室・寝室
大国柱があり田の字の和室4部屋が配置する、古民家特有の和風住宅
小屋組みの状況です。丸太の張りが何重にも入り組んだ構造になっている
昔は農家で2階の部分はかいこの部屋に成ってました。
造作工事開始
1階の床下地です。60mmのスタイロホームを敷きこんで断熱性をUPしました。
リノベーション完成
和室だった中央の部屋をダイニング・リビングにしました。
床はカバの材の無垢フローリングを敷き込み、壁は漆喰で仕上げました。
リビングの天井は吹き抜けにして天井を高くし、小屋組みを見せて重厚感を演出してます。
2階は孫部屋に成っており吹抜けを通して孫の声、ぬくもりを感じることが出来ます。
施主様の奥様が趣味で陶芸をしていて手造りの洗面器、手洗器を採用しました。
排水口の穴の大きさが微妙に大きかったのですがパッキン、コーキング等でカバーして設置
お施主の声
M設計士さんに計画からプランニング仕上げ材・キッチンUB他色々とアドバイスをして頂きありがとうございました。工事の職人さんには丁寧に工事をして頂き喜んでます。大工さんには初めから完了まで色々とアドバイスをして頂いたり、古い建具とか既存の柱,梁などを生かして作っていただき喜んでます。広く、使い勝手がよくまた、古い物新しい物の融合がとても良く、大満足の仕上がりに成りました。
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